SatJan 14th
仏に国債格下げ通告 S&Pが1段階、ダブルAプラスに :日本経済新聞
Permalink
【ロンドン共同】フランスのバロワン経済・財政・産業相は13日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)から、最上位の「トリプルA」だった同国長期国債の格付けについて、1段階引き下げ「ダブルAプラス」にすると通告を受けたことを明らかにした。欧州メディアが一斉に報じた。
ユーロ圏が景気後退局面に入る可能性が高まっていることや、各国が財政危機に対し有力な解決策を示せていないことが背景にある。格下げは各国の資金調達を困難にさせ、危機をさらに深刻化させる恐れがある。
S&Pは、オーストリアなど他の格付け最上位国を含む数カ国を一斉に格下げするとみられる。財政基盤が強固とされるドイツやオランダは最上位で据え置く見通し。
S&Pは昨年12月、事実上のデフォルト(債務不履行)状態にあるギリシャと、格下げ方向で見直し中のキプロスを除くユーロ圏の全15カ国について、格下げの可能性があると発表していた。